高知県日本鶏保存会とは

 
高知県の日本鶏文化を保存することを目的に、愛好家たちによって構成された任意団体です。高知県は古来より愛玩目的での養鶏が盛んで、多くの天然記念物に指定された日本鶏を作出してきた歴史があります。私たちは日本鶏を飼育し、交配を繰り返しながら、伝統の血統を守りつづけています。

一時は飼育者が大幅に減少してしまい、優れた血統の鶏たちも絶滅の危機に迫られておりましたが、ここ数年、高知の日本鶏は再び人々の関心をとらえはじめました。失われつつあった高知県の日本鶏文化は、古参会員の努力、また他県の保存会の方々のご協力により、持ちこたえる兆しが見え始めています。

活動内容

高知県日本鶏保存会の活動は多岐に亘りますが、一番の目的は、日本鶏という文化を保存していくこと、すなわち「良い鶏を作り育て、後世につないでいくこと」にあります。この目的の下、会員たちは日本鶏の飼育を存分に楽しみながら、以下のような活動を行っています。
 
・日本鶏の飼育
・品評会への出展
・会員間での鶏の交換、卵や雛の譲渡
・飼育に関する情報交換
・鶏の病気に関する勉強会の開催

品評会

これは会員たちが飼育している自慢の鶏を持ち寄り、その姿の美しさを競い合う「鶏たちの晴れ舞台」です。出展された鶏たちは、伝統に基づいて定められた「審査基準」によって評価され、その美しさを競い合います。手塩にかけた愛鶏が入賞したときの喜びはひとしおで、この品評会が日本鶏保存会の醍醐味といっても過言ではありません。

高知県日本鶏保存会は、飼育者の高齢化や鳥インフルエンザなどの影響による会員の減少のため、10年ほど品評会を開催することができなくなっておりましたが、2014年頃より会に復活の兆しが見え始め、2016年には全国品評会を開催できるところまで盛り返すことができました。

全国的に日本鶏の愛好者は減少しておりますが、他県では素晴らしい品評会を開催されている保存会もあります。我々も「鶏王国」という異名を頂いた誇りを失わぬよう、品評会の開催を継続していけるよう活動しています。

鶏病研修会

犬や猫と違い、ニワトリを診察できる獣医は限られており、治療が困難な病気もあります。そのためニワトリにとっては何よりも「予防医学」が重要とされています。大切な鶏が病気で苦しんでいるのに何もできない、会員がそのような状況では日本鶏を保存していくのは困難です。

高知県日本鶏保存会では、本年より会員及び愛好者を対象に、鶏の病気に関する研修会を開催することになりました。どのような環境で鶏を飼育するのが適切なのか、どのような症状が出たらどう対処すべきか、鶏飼育の専門家を招聘し、座学と実習による勉強の場を提供することで、貴重な鶏を守る術を会員で共有しています。

鶏の交換、卵や雛の譲渡

高知県で生み出された天然記念物の鶏たち、そこには長い歴史があり、品種ごとに姿かたちに良いとされる定義があります。会員たちはそこに沿うような鶏を残していくために、良い系統の鶏たちを掛け合わせていくのですが、そこにはインブリードという落とし穴があります。自分の飼育している鶏だけで交配を繰り返すと、近親交配となりいろいろな問題が生じるため、良い系統を残していくために同じ品種を飼育している会員同士で鶏の交換をしています。

また新しい品種の飼育を始めたい場合は、すでに飼育している会員から成鶏、雛、卵を譲り受けることができます。いろいろな会員と交流することで、きっと自分が飼育したい鶏の持ち主と出会えるでしょう。

日本鶏を飼育してみませんか?

鶏の飼育はとても楽しいものです。タマゴという「恵み」、愛らしさという「癒し」、交配・品種改良という「楽しみ」など、鶏は私たちの生活を豊かなものにしてくれます。

当会はこれから日本鶏を飼育をしてみたいという方に対して、鶏舎の見学、雛や成鶏の譲渡などを行っております。
どのような鶏を選べばよいのか、どんな環境でどんな風に飼育すればよいのか、お気軽にご相談下さい。

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